Masakazu Yoshida

快適に頭を剃る方法(ほぼ完璧)

2013-01-05

このエントリの内容が直接役に立つ人はそれほど多くないかと思いますが、数年間にわたる実証的研究によって、頭を快適に剃る方法を極めた(と思う)ので、いくつかポイントを整理しておきます。

ファッションとしてのスキンヘッドに興味がある方や、丸坊主にせざるおえないところまで追い詰められた諸兄の参考になれば幸いです。

シェーバはなにがよいか

頭を剃る道具は、ずばり、フィリップス(PHILIPS)の回転式シェーバが最適です。

なぜフィリップスのシェーバかというと、お肌にやさしく、そこそこの深剃りができるからです。デリケートな頭皮を痛めずに広い面積を剃りあげるためには、肌にやさしいことがなによりも重要です。

一口にフィリップスのシェーバといっても、色々なモデルがあります。どれを買えばよいでしょうか?

正直なところ、どれでも、ご予算に合せて好きなモデルをお買い求めいただければいいと思いますが、私のおすすめは、アマゾンで4000円から6000円程度で買える、次のような特徴を備えたモデルがよいと思います:

  • 充電・交流式
  • 三角形に並んだ3つの回転刃
  • 本体丸洗いOK

これで十分快適に頭を剃ることができます。

シェーバの使い方(運用編)

少くとも2日か3日に一回の頻度で、シェーバで頭を剃ることをお勧めします。理由は、このくらいの頻度だと、伸びた頭髪がまだ短かく、それほど苦労せずに剃ることができるからです。

実際にやってみるとわかりますが、シェーバというのは、毎日少しずつ伸びた髭を剃るための道具ですので、長く伸びた毛は苦手です。長くなった毛は、あちこち各自勝手な方向に伸びていくので、それをシェーバの網刃で捉える作業は、なかなか骨が折れます。いきおい、同じところを何回もいったりきたりして、剃り残しをなくさなければならず、かえって時間がかかります。

あ、大事なことを忘れていました。頭を剃るときは、シェーバは必ず交流電源(ACアダプタ)に接続して使ってください。

電池駆動だと邪魔なコードがない分、使うのは楽で便利なのですが、シェーバに内蔵されている蓄電池(Liイオン電池)を毎回完全に放電させることになり、あっという間に電池の寿命が尽きてしまいます。電池の寿命=シェーバの寿命ですから、これは非常に不経済なことです。注意しましょう。

最後に、脂性の人は、頭を剃る前に(手洗うように)頭を軽く石鹸で洗っておくとよいです。ちょっとしたことですが、月に何回かのシェーバの回転刃と網刃の掃除が飛躍的に楽になります(当社比では10倍ぐらい楽!)。

(おまけ)T字型剃刀について

家でお手入れをするときは電気シェーバでいいのですが、ちょっとした泊まりがけの旅行やキャンプでは、荷物を増したくないときがあります。

そのような場合には、T字型剃刀を用意しておとよいでしょう。

T字型剃刀で自分の頭を剃る場合、たとえ浴室の鏡があったとしても、後頭部については、自分の手の感触だけで剃る必要があるので、うっかり刃をすべらせても怪我をしないように、プロテクタワイヤが付いている製品がいいと思います。

また、2枚刃より3枚刃、3枚刃より4枚刃と高級になりますが、刃の枚数が増えると、経験上、剃った毛で剃刀が目詰まりしやすくなり、掃除がやっかいです。

以上のことを勘案して、私の場合は、Schick Protector Dispo(シック プロテクターディスポ)という、二枚刃の使い捨ての製品に落ち着いています。安くて、軽くて、使い心地も全く悪くありません。おすすめしておきます。