Masakazu Yoshida

同姓同名の「私」

2015-01-14 23:00

ときどき間違ってメールが届くことがある。どこかに同姓同名の方がおられて、私のアドレスに間違ってメールが送られてくるようだ。

その同姓同名の「私」宛に発信された、ミーティングや会合、商談のお礼メールなどを受けとると、どこかに私の知らない別の「私」がいて、その「私」の活動報告を読んでいるような、なにか不思議な感覚にとらわれる。

その昔、藤子・F・不二雄の漫画「パーマン」に、コピーロボットというものがあった。コピーロボットは、のっぺりした人形のような形をしていて、鼻のボタンを押すと、その人にそっくりなコピーになり、本人の代役をしてくれる。

私と同姓同名のコピーは、オリジナルよりも優秀で、いろいろなところで活躍しているらしい。